戦車のような硬目標に対しては、多くが運動エネルギーによって装甲を貫徹する徹甲弾(AP)の中でも細長い弾芯を持ち貫通力を高めたAPFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)が使用され、モンロー/ノイマン効果を狙った成形炸薬弾(HEAT)も使用されることがある。21世紀の現在ではあまり使用されない傾向があるが炸裂時の衝撃によって目標の内部を破壊する粘着榴弾(HESH)も存在する。
兵員装甲車のような軽微な装甲を備えた軟目標や陣地のような目標に対しては、もし保有すれば榴弾が使われ、多くの場合は榴弾の特性も備えた成形炸薬弾が使用される。対人用としては、主砲同軸機銃や砲塔の上に搭載された機関銃が使用され、主砲砲弾を節約する。
砲を撃ちあう状況では、地形条件により変化するが砲戦距離は、一般に、1,000から3,000mの距離で敵戦車と対峙した場合、3発以内で命中させないと相手に撃破されると言われているが[要出典]、そのためには主砲の発射速度は毎分15発程度が求められる。
装填は今なお人の手で行われることが多いが、人力で円滑な装填動作を行うには砲弾重量は20kg程度が限界とされており、自動装填装置により装填が自動化されている戦車もある。また車内への砲弾の搬入は多くは砲塔上の装填手用ハッチから行われるが、労力軽減のため砲塔側面や車体に搬入口や自動装填装置の給弾口を設けている車輌もある。
一時期は火炎放射機能を有する戦車も存在したが、被弾した際の引火のリスクが高い為に採用されなくなった。
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通常は車輌を指揮する車長、操縦を行う操縦手、主砲を照準し射撃を行う砲手、砲弾の装填を行う装填手の4名である。
自動装填装置が導入されれば装填手は不要となるが、随伴歩兵の協力が得られなければ、整備や周囲警戒、防御陣地の構築などの非乗務作業を3人だけで行なうには負担が大きすぎるという考えや、戦闘によって1名でも負傷すれば直ちに有効な戦闘が行なえなくなるという冗長性の不足を指摘する声もある。イスラエル陸軍では戦訓により「戦車を守るには最低4人必要」としている。
初期の戦車には現在の4名に加えて、通信を担当する無線手がいたが、無線機が進歩して車長が自分で扱える様になると廃された。また車体に前方機銃を備えた車輌では、操縦手の隣に副操縦手(または無線手)兼機銃手が配置されていた。また第一次世界大戦の戦車などでは、エンジンルームとの仕切りが無く走行中でも点検できたこともあり、機関手も乗っていた。